現在、私どもが大学の入試問題を出版物などにおいて複製や公衆送信する場合は、著作権者(またはその代理人)の承諾を得ることを原則としております。しかしながら、一部の著作物に関しては入試問題に出典が明示されていないために、著作権者を探し当てる事ができず、その結果、著作権者の承諾を得る事ができない場合があります。
したがいまして、特に英語科目を中心に、これから実施される入試問題には、ぜひとも採用された著作物の出典の明示をお願いしたく存じます。大学をはじめ学校や教育委員会がこのような手立てを整えてくだされば、より一層確実な著作権処理手続きを実行することが可能となります。出典の明示方法につきましては、僭越ながら、以下に一般的な方法例を示しておりますので、ご参照いただければ幸甚に存じます。
試験問題紙に表記する方法
紙面制約の関係上、必要最低限の情報を明記します。
書籍の場合
著者名(編者名)、書名、出版社名、出版年度、掲載ページ、改変の有無など
雑誌・新聞の場合
著者・発表者名、記事・論文名、雑誌名・新聞名、題号・巻号、出版年度、掲載ページ、改変の有無など
問1)次の文章を読み、設問A及び設問Bに答えてください。![]() 【Adapted from Reg Grant, “Storm”, WaterBrook Press; 1st edition (February 20, 2001), pp. 3-4】 A.次の1~8の各項のa, b, c, dの中から、本文の内容にもっともよく合うものを選び、その記号を書きなさい。 |
WEBの場合
タイトル、著者名、掲載期日のほか、実際に利用した部分のURLを記載してください。
原則として、試験問題紙に出典を明示することをお勧めいたします。しかし、事情によって試験問題紙に明記が不可能な場合は、個別の問い合わせに対して、同様の項目をお知らせくださいますようお願いいたします。