(2025年度時点)
2021~2025年度で公開された国公私立大学の一般入試における、英語の出典明示状況を調査いたしました。集計対象は、「読解問題」で「会話・対話文」を除く「50語以上ある問題文」で、2021年度が1,336問、2022年度が1,468問、2023年度が1,436問、2024年度が1,452問、2025年度が1,436問でした。2025年度は9月末までに入手した約190大学を調査しています。
出典明示
集計結果によると、2025年度出典明示率の合計は、2021年度以降、5~6割前後で推移しています。また出典明示があるもののうち、その出典明示内容は、過去5年間、パターン②とパターン③を合わせて全体の9割前後を占めており、詳細な出典情報の明示がされています。
■出典明示率 推移
| 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |
| 国公立大 | 84.10% | 84.60% | 87.80% | 88.80% | 87.10% |
| 私立大 | 56.60% | 51.10% | 55.10% | 57.80% | 61.70% |
| 合計 | 63.10% | 59.00% | 64.10% | 66.80% | 69.10% |
■出典明示パターン別 大問数推移
| 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |
| パターン① | 77 | 63 | 67 | 81 | 80 |
| パターン② | 206 | 283 | 271 | 218 | 248 |
| パターン③ | 560 | 520 | 583 | 670 | 664 |
(パターン①)著者のみ。または作品名のみ明示。
(パターン②)著者と作品名(雑誌名・新聞名)のみ明示。(出版年度、出版社名の情報も含む。)
(パターン③)著者名と作品名(雑誌名・新聞名)に加え、出版・掲載年月日、該当頁、URLなどの詳細情報を明示。
改変明示
出典明示がある大問数に占める、改変情報がある割合は、国公立大・私立大ともに過去5年間は6~8割前後となっています。
| 国公立 | 私立 | 計 | ||||
| 改変情報あり | 出典明示あり | 改変情報あり | 出典明示あり | 改変情報あり | 出典明示あり | |
| 2021年 | 205(77%) | 265 | 364(63%) | 578 | 569(67%) | 843 |
| 2022年 | 239(82%) | 292 | 392(68%) | 574 | 631(73%) | 866 |
| 2023年 | 270(78%) | 347 | 394(69%) | 574 | 664(72%) | 921 |
| 2024年 | 299(80%) | 374 | 392(66%) | 595 | 691(71%) | 969 |
| 2025年 | 302(83%) | 363 | 396(63%) | 629 | 698(70%) | 992 |
※adapted/adopt/modified/edited/based/改変/改編/加筆/修正/変更/省略/省いた/中略/一部省略/ ~に基づく/~より作成/~参考にした などの言葉がある大問数
(当調査は、ベネッセグループの入試分析データに基づいて分析しています。)
